語り部の館では民話の口演、機織り体験、そば打ち体験などがあります。資料館には映像ホール、展示ホール、金蔵の家、夕鶴の世界等がありました。
〝語り部〟では「鶴の恩返し」ほか幾つかの民話を話してくれます。笑ってしまう話、思わず涙ぐんでしまう話。
口演の後、語り部の方とお話をさせて頂きました。この方は、今日本中に出かけ〝語り部〟をしている方。とても名の知られている人との事です。(後で事務局の人の話)
映像ホールでも「鶴の恩返し」を放映します。「鶴の恩返し」この民話その地により少し内容が違っています。全部で200種類ぐらいあるそうです。だから〝語り部〟の方と映像の方も違います。
映像ホールでの見学や館内を見た後、もう一度語り部を聞いて来ました。
普通は〝語り部〟の口演を聞いて、映像を見て、館内を見学して一時間位ですが朝9時過ぎからお昼近くまで居てしまいました。
その後、珍蔵寺に行った。珍蔵寺は鶴を助けた〝金蔵〟がその鶴の事を悔やみ僧になり開山したお寺。初めは、金蔵寺だったが珍しい織られた布がある事からいつしか珍蔵寺となった。
ここで思わぬ出来事が、お寺の住職の奥様が私を呼び止めた。そして中まで入れて頂きお茶に、菓子に、サクランボまで出してくれ、またいろいろな話をしていただいた。
さっきの〝語り部〟の方が電話をしていてくれたのだ。どこの誰だか解らない、しかもただの通りすがりの旅行者がこんな親切を受けていいのか。
またしても、この旅に出て良かったと思った一日だった。
珍蔵寺を後にもう一度夕鶴の里へ寄った、お礼を言いたかったがいなかった。事務の方が電話をしてくれて電話であったがお礼を。事務局の方に教えて頂いた、熊野大社に行く事にした。
熊野大社本殿(本宮)裏側の彫刻に、三羽の兎が隠し彫りされていて、その三羽の兎を探し出すと「お金に困らず、幸せになれ、願い事が叶う」と伝えられている。
今日は何か言葉では言い表せない物を感じた。いい一日だった。でも三羽の兎は見つけられなかった。
今日の停泊地は、山形市観光物産会館駐車場。明日は天気次第、蔵王に登る予定。
夕鶴の里は 山形県南陽市漆山2025-2 にある。 |
語り部の館 |
右の建物が資料館、左が語り部の館 |
語り部の館内、語り部ホール ここでは十数人の〝語り部〟が交代で口演してくれる。 |
今日は沢山の観光客が来ている。 |
大勢なので立って話している。 |
普段はこんな風にお話をしている。 |
語り部の多勢久美子さん
民話会 ゆうづる に所属している。
お願いすれば、全国どこでも行くそうだ。
映像は人形劇、その撮影に使われた人形さんたち。 |
金蔵の家の再現。 |
これでは他の民話を見る事が出来る。 |
珍蔵寺に行く途中にあった茅葺の家。 |
立派な門構え、重文になってもいいくらい。 |
珍蔵寺の入口。 |
三門、そんなに大きなお寺ではない。 |
本堂、初めは誰もいないと思い勝手に中に入らせてもらった。 |
帰り際に中から私を呼ぶ声が、住職の奥さんらしい。 多勢さんから電話が入っていたらしい。 改めて中に入れて頂き話をした。とてもいい感じの奥さん。 ここでも小一時間話をした。 |
熊野大社、大鳥居。 |
この階段を上がるとすぐ本殿(本宮)。 |
なにか縁起物らしい。こう云うのは良く分からない。 |
熊野大社本殿(本宮)。 |
本殿の裏の彫刻。 |
ここに三羽の兎が隠し彫りされているとの事。 |
左側から。 |
中央部分。 |
右側部分。 この中に隠し彫りされている三羽の兎を見つけお願いすると 「お金に困らず、幸せになれ、願い事が叶う」と言う事らしい。 私は一羽しかわからない。ひとに聞いたのではご利益はない。 皆さん、どこにいるか分かりますか?。 |
『とーぴんと』
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