2012年6月24日日曜日

臼石と乙女の滝を撮る写真家そして御巣鷹の尾根

雷電くるみの里から群馬県上野村に向った。佐久市を通り十石峠を下ると上野村。
佐久市から峠に向かう道で、天然記念物・臼石なる物を見つけた。写真の通り。
進んでいくと、今度は乙女の滝の看板があった。行って見る事に。入ると数人の人が河原や川中で写真を撮っていた。まあいい感じの所だったから写真もいいかなと思った。しかしこの写真家たち橋で写真を撮っていて、私が渡ろうとしても退きもしない。別な奴は声を掛けても挨拶もしない。いい写真家たちだ。
御巣鷹の尾根、ここは27年前から時が止まっている。そんな感じがした。写真の通り登山を思わせる山道を歩いて行く、30分弱の道のり。遺族と思われる人たち十人近くと出会った。私より20才ほど上と思われる人もいた。この人にとっては大変な道だ。でも休み休みながらも上がって行く。
きっと生きてる限り、歩ける限り何年経っても。

前橋の実家に着きました。明日、明後日は家の周りの草むしりです。終わったら北に向います。


山の中にこんな看板を見てしまった。

臼石、滝壺や、川底の岩石にできるらしい。穴の中には丸い石が有ることが多い。との事。

先に進むと、また看板。乙女の滝。見に行かねば。

まあ、歩くのにいい雰囲気。


なかなかいい感じだ。


滝もいい感じ。所がこの写真家、私が橋を渡ろうとしても退きもしない。
帰りには別な奴に会うも、挨拶もしない立派な写真家たち。
さっきの車で来ているのだろう。

滝も悪くはない。

左には細いが高いのもある。


【御巣鷹の尾根】


入口、帰りには管理人らしき人もいた。
今もここの土地の人たちがこの山を守っていると聞いた。

入るこんな道が続く。

こんな碑もあった。飛行機事故が起こらないよう祈るもの。

階段の坂道がずっと続く。

昇魂の碑までの中間位に休憩所が。

休憩所を過ぎるとすぐに記号の付いた立札が立っている。
捜索の時の区域分けのようだ。

昇魂之碑と祈りの鐘。
ここは犠牲者が散らばっていたほぼ中間。

尾根の様子。左のほぼ中間がここの場所。
飛行機は左の方から飛んできた。そして左の前の山にバウンドし
この尾根に墜落した。

前の山、中央に木が低くなっている部分に一度接触し、ここの尾根に墜落。
接触したのは飛行機の天井の部分と尾翼。つまり飛行機は逆さまになって
飛んで来てあの山の接触、ここに墜落した。

この碑の所で手を合わせていたら、後から数組の人たちが登ってきた。
遺族の人たち、犠牲者の友人など。年配の夫婦の方。
この人たちは1985年8月12日から時計は止まっている。

520人の人たちのご冥福を祈ります。




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